商品の効果・効能を保証しない

TVCMで

「これは個人の感想であり、商品の効果・効能を保証するものではありません。」

と、小さな文字が画面の右端か左端に出て直ぐ消える。

高齢者向け健康食品たぐいのCMだ。 

効果・効能を保証するものではない。って言いながら、長々と”効果・効能”を訴求しているが違法ではないのか?TV局の姿勢に問題はないのか?

 

TV各局にとってはスポンサー離れが進み、貴重な収入源だから目くじらを立てる訳がない。どうやら、この種の表現方法のCMは法律には触れない様だ。 

とは言え、

いろいろと持病を持つ高齢者達にとっては「TVで言っていた」「TVでやっていた」は、安心安全が保障されていると思い込むものである。信じることはあっても疑うことはない。 

 

例えば、痛みに効くと信じた健康食品を購入したが膝や腰の痛みが取れない!と苦情を申し立てても、スポンサーやTV局は言い訳や弁明など対応の道を事前に用意しているであろう。英語では、エックスキューズと言う。直訳は言い訳、弁明。

 

それが冒頭の

「これは・・・・・・効果・効能を保証するもではありません。」なのかもしれない。

 

高齢者諸兄へ、

購入する際は「無駄になってもいいから試してみようか」と、ダメもとの気持ちで。