インタビューでの愚問

今年のマスターズゴルフが終了した。

コロナ禍の影響で初めての秋開催。そして無観客。

 

マスターズといえば、観客ではなくパトロンと言われている。

TVの画面が切り替わった瞬間に、これは〇〇番コース、と分かるほど昔から見続けている。最近は予約録画を再生している。

マスターズとは達人たちのこと。

TV局アナはこの大会のことを勉強して欲しい。彼らの素晴らしいショットにいちいち「ワーッ とか ウオー」と嬌声を挙げてほしくない。

 

ところで、

今年も、松山英樹の活躍が期待され、最終日を上位で迎えた。

が、残念ながらグリーンジャケットには手が届かなかった。

 

解説の中島常幸プロが「我々とメデイアが期待してプレッシャーを与えるのは良くない。もっと気楽にプレーさせてあげたい」。全くその通りである。

そして、

ラウンド後の松山へのいつもと同じ質の低いインタビューには呆れた。

・今日のラウンドはいかがでしたか?

・今日のコースの状況どうでしたか?

・日本のファンの皆さまに一言お願いします

 

松山にとってオーガスタで初日としては初の60台(4アンダーの68)でスタートした今年は手ごたえを感じていたはず。

それが、最終的には満足できないで4日間が終わった。

 

その直後に、なんと言う情けない、心のないインタビューなんだ。

インタビューを受ける彼の表情が苦しさに耐えているように見えた。