視聴者への気遣い

TVでドキュメンタリー番組などを観ていると、「この後、津波の映像が映ります。」とメッセージが画面に出ることがある。

津波被害者や、津波を思い出したくない視聴者に対する気遣いであろう。

 

そこで、民放各局のCMにお願いしたいことがある。

「この後、高齢女性のアップの顔が映りますので事前にお知らせします」

と予告メッセージを流してもらえないだろうか? 

高齢女性の顔がいきなり画面いっぱいに映るあのCM。瞬間的に他局に換えるのでCMの詳細は知らないが、恐らく化粧品か、健康食品であろう。

びっくりするし、観たくもないものを大写しで見せつけるのは止めて欲しい。 

同様に食事時間帯に放映される見聞きしたくない薬品や健康食品のCMも配慮に欠ける。

 

スポンサー頼り、スポンサー命の民法TV界。気持ちは分かるが、少しは視聴者を気遣ってもらえないだろうか?

”被害”に遭うのは家内が昔のドラマの再放送を観ているときである。CMが多く長く、おまけにうるさい。

 

私は民放放送を観るのは極力避けている。

観るのはNHKプレミアムの映画、スポーツ、料理番組。他に、語り口調が穏やかで静かな情報記録番組など。

ラジオではNHKラジオ深夜便である。アンカーの森田美由紀さん、村上里和さん、石澤典夫さん。穏やかな口調で、語りかけてくれる。これぞプロフェッショナルと言える。