TV報道&解説姿勢

 

(その1)全英女子オープンゴルフが始まった。

予約録画しておいた初日の模様を今朝再生したが、昨年優勝した渋野日向子のことばかり。ミスショットしても「まだ優勝の可能性はある」とは驚きの解説はおなじみの男性解説者の戸張氏。ミスを誘発した原因、コース攻略に必要な資質や戦略などを客観的に解説してほしい。世界ランク5位の畑中奈紗など他のプレーはほとんど報道なし。TV界は女子プロゴルフに沸き立っているようだが、はしゃぎ過ぎ。ミーハー的な解説はどうにかならないものか?

 

(その2)将棋王位戦第4局。

藤井聡太棋聖が4連勝で王位獲得し、18歳で二冠。同時に8段へ昇段。ともに最年少記録更新。まことに見事で今後が楽しみである。

が、昨日朝のワイドショー番組、女子アナが「将棋王位戦が今日決着します」と言っていた。王位戦は全7局で、4勝した方が王位を獲得する。結果として藤井棋聖が(現二冠)が4連勝し決着したが、朝の段階では王位だった木村前王位にまことに礼を失した報道であった。原稿を作る担当者にも問題があるが、そのまま読むだけのいわゆる女子アナなる報道人にも問題がある。さらに、昼食やおやつに何を食べたか?将棋には関係ない。

 

TV離れに拍車がかかると再認識した女子プロゴルフ&将棋報道である。